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ソーシャルセリングとは?SNSマーケティングとの違いや具体的な流れ

ソーシャルセリング」という言葉は日本でも徐々に知られてきましたが、まだ実態をつかめていない方は多いのではないでしょうか。
ソーシャルセリングとは、SNSプラットフォームで行う営業活動のことです。SNS上で見込み客と信頼関係を構築し、自社商品・サービスの購入や契約につなげることを目的とします。

今回は、ソーシャルセリングの概要やSNSマーケティングとの違い、具体的な進め方について解説するので、ぜひ参考にしてください。

ソーシャルセリングは「SNSでの営業活動」

ソーシャルセリング(Social Selling)とは、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用した営業活動のことです。
具体的には、営業担当者がSNS上で見込み客を探し出し、コミュニケーションを通じて信頼関係を構築していくことで、自社商品・サービスの購入や契約につなげることを目的とします。

ソーシャルセリングは、日本ではまだ浸透していないものの、海外では一般的な手法です。
人材マッチング系サービスやフリーランス向けサービス、Web制作(デザイン・プログラミング)などの業界と特に相性が良いでしょう。

ソーシャルセリングとSNSマーケティングの違い

SNSを活用するという点では、ソーシャルセリングとSNSマーケティングは同じように見えるかもしれません。

SNSマーケティングは、SNSの情報拡散力などを活かし、幅広いターゲットへアプローチすることをおもな目的とします。
自社商品・サービスの認知度を高めたり、ブランディングしたりすることが可能です。

一方のソーシャルセリングは、基本的に見込み客と1対1でコミュニケーションを図るのが特徴です。
SNSマーケティングでも、1対1でのコミュニケーションは発生しますが、ソーシャルセリングのほうがその傾向が強いでしょう。
ソーシャルセリングでは、認知度を高めるだけで終わらせず、信頼関係を構築したうえで具体的な行動につなげることまでが求められます。

ソーシャルセリングの具体的な流れ

ソーシャルセリングの具体的な流れは、次のとおりです。

(1)目的に合うSNSを選ぶ
(2)情報発信を行う
(3)見込み客と交流する
(4)行動につなげるアクションをとる

それぞれのステップについて、以下で見てみましょう。

(1)目的に合うSNSを選ぶ

まずは、なぜソーシャルセリングを行いたいのか、目的を明確にしましょう。
そのうえで、目的や自社のターゲット層に合うSNSプラットフォームを選ぶ必要があります。

ソーシャルセリングで活用できるSNSには、TwitterやFacebookなどのほか、「LinkedIn(リンクトイン)」も知られています。
LinkedInは、会員のみ利用できる有料のビジネス向けSNSで、世界のユーザー数は6億に上ります。
フィルタリング機能や検索システムなど、見込み客を浮かび上がらせるための機能が充実しているのが特徴です。

LinkedInは有料ですが、LinkedInが運営する資料共有サービス「SlideShare」では、無料でスライドを公開・閲覧できます。
商品・サービスの紹介資料などを一般公開し、ブランディングに活かすことも可能です。

(2)情報発信を行う

上記で選んだSNSでアカウントを作成したら、プロフィールを最適化しましょう。
最適化というのは、見込み客が見ることを想定し、必要な情報を盛り込んだプロフィールにすることを指します。

その後、見込み客に向けて、自社および自社商品・サービスに関する情報を継続して発信していきます。
ただし、自社商品・サービスの宣伝が目的にならないよう注意が必要です
会社としての考え方や価値観、ユーザーにとって有益な情報、企業活動の報告などが発信する内容の例です。
発信内容で他社と差別化を図ることも意識しましょう。

(3)見込み客と交流する

情報発信は継続しつつ、見込み客を探してフォローしたり、投稿へ「いいね」コメントをしたりして、交流を図りましょう。
丁寧な交流を長く続けることで、良い印象を持ってもらえます。

この段階では、信頼関係を構築することが重要なので、購入や契約をすすめることはしません。

(4)行動につなげるアクションをとる

信頼関係を築いたタイミングで、具体的なアクションを促しましょう。

初めは、無料イベントへの招待やお試し価格での体験案内など、見込み客(相手)にとってハードルの低い案内から始めるのがおすすめです。
最終的に自社商品・サービスの購入や契約につなげられたら、ソーシャルセリングの目的は達成です。

まとめ

ソーシャルセリングは日本でまだ浸透していないため、現段階ではやりにくさもあるかもしれません。
そこで、SNSマーケティング総合支援サービス「SNS PLUS+」が提供するサービスを活用し、まずはSNSマーケティングから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
ツッチー
年齢 : 30才 趣味 : 競馬・旅行・映画鑑賞 株式会社018でSNSマーケティングを担当。 これまで300件以上のSNSキャンペーンの企画や制作を担当し、近年ではキャンペーンツールの開発にも力を入れている。