「話題のChatGPTをSNSマーケティングに活用できないだろうか?」と考えている方もいるかもしれません。
今回は、ChatGPTの概要や、ChatGPTをSNSマーケティングに活用するメリット・デメリットを解説します。
併せて、SNSマーケティングにおけるChatGPTの具体的な活用方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ChatGPTとは?
ChatGPT(チャットGPT)とは、アメリカの人工知能の研究開発機関「OpenAI」が開発したチャットサービスのことです。
「GPT」は、「Generative Pre-trained Transformer」を略しています。
ChatGPTでは、チャットに質問を入力するとAIが答えてくれる仕組みとなっており、人間と話しているような自然な対話ができることで注目を集めています。
工夫次第では、さまざまな用途でChatGPTを活用できるでしょう。
実際に、ChatGPTはSNSマーケティングにおいても活用され始めています。
ChatGPTをSNSマーケティングに活用するメリット
ChatGPTをSNSマーケティングに活用するメリットは、大きく分けて「作業を効率化できる」こと・「アイデアをもらえる」ことの2つです。
以下で詳しく見てみましょう。
作業を効率化できる
ChatGPTは、テーマやキーワードを与えると、そのテーマ・キーワードに基づいた適切な文章を作成してくれます。
よって、文章作成をChatGPTに任せれば作業効率化につながります。
また、ChatGPTをうまく活用すれば、ユーザーからのDM・コメント対応も自動化できるでしょう。
ChatGPTは多言語対応なので、日本語以外の言語でも問題ありません。
このように作業を効率化することで、リソースをほかの作業に回せるようになります。
アイデアをもらえる
SNSマーケティングにおいては、戦略やスケジュール、コンテンツのデザイン・内容、広告のタイトル・キャッチコピーなど、さまざまなアイデアが求められます。
最初から自分で考えようと思うと、なかなか思い付かないケースもあるでしょう。
そこでChatGPTの活用が有効です。
ChatGPTに質問すれば、膨大なデータから候補となるアイデアを提案してくれます。
ChatGPTをSNSマーケティングに活用するデメリット
ChatGPTをSNSマーケティングに活用する際は、デメリットも理解しておかなければなりません。
以下では、大きく分けて2つのデメリットを紹介します。
提供される情報が正確とは限らない
ChatGPTから提供される情報は、正確・最新とは限らないため注意が必要です。
ChatGPTの情報を鵜呑みにしてSNSマーケティングを進めた場合、取り返しの付かない結果となるリスクもあるでしょう。
倫理的・道徳的な問題が発生する可能性がある
ChatGPTの応答やコンテンツは、ChatGPTがゼロから生み出した・考えたものではなく、あくまでデータに基づいて機械的に生成されるものです。
そのため、ChatGPTがユーザーの文脈やニュアンスを正確に捉えられない場合、倫理的・道徳的に適さない応答・コンテンツが提示されることがあります。
このようなケースにおいても、企業の信頼を失うリスクがあるため、ChatGPTを利用する際は人の目による監視が欠かせないといえるでしょう。
SNSマーケティングにおけるChatGPTの活用方法
SNSマーケティングにおけるChatGPTのおもな活用方法として、以下の4つが挙げられます。
- SNS戦略を立案してもらう
- 投稿内容を考えてもらう
- タイトル・キャッチコピーを生成してもらう
- ハッシュタグを提案してもらう
ここでは、それぞれの活用方法について詳しく紹介します。
SNS戦略を立案してもらう
1つ目は、ChatGPTに中長期的なSNS戦略を考えてもらう方法です。
具体的には、「◯◯のためのSNS戦略を◯ヶ月分作成してください。対象のSNSは◯◯です。」などとチャットに入力します。
その他、ペルソナの設定やインフルエンサーを効果的に活用するための戦略なども、ChatGPTの回答を参考にするとよいでしょう。
投稿内容を考えてもらう
2つ目は、SNSの投稿内容を考えてもらう方法です。
特に、SNS投稿のネタが思い付かない場合は、ChatGPTに新しい切り口からアイデアを提供してもらうことが役立つでしょう。
ただし、SNS投稿においては、自社のイメージ・世界観を守ることが大切です。
タイトル・キャッチコピーを生成してもらう
3つ目は、SNSや自社サイトなどに使用するタイトル・キャッチコピーを生成してもらう方法です。
例えば、「◯◯の宣伝に記載するキャッチコピーを◯つ考えてください。」などとチャットに入力してみましょう。
イメージと異なるものが提案された場合は、追加で質問・要望を重ねることで、よりイメージに近い回答が生成されるようになります。
ハッシュタグを提案してもらう
SNSマーケティングにおいて、ハッシュタグは重要な要素の一つです。
そこで、4つ目の活用方法として、ChatGPTにハッシュタグを提案してもらうことが挙げられます。
細かく条件を指定すれば、リサーチに時間を費やさなくても適切なハッシュタグを提案してもらえるでしょう。
まとめ
ChatGPTは、SNSマーケティング領域においても、工夫次第で幅広く活用できます。
ただし、ChatGPTで生成された応答・コンテンツは、人の目によるチェックが不可欠であるとともに、個人情報や機密情報の取り扱いにも十分な注意を払う必要があります。
SNSマーケティングの成果を高めるためにChatGPTを活用することは有効ですが、あくまで補助的な位置付けで活用するのがおすすめです。
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