SNSキャンペーンの手法の一つとして、知っておきたいのが「アイコン・ヘッダー配布キャンペーン」です。
今回は、SNSのアイコン・ヘッダー配布キャンペーンの概要やメリット、キャンペーンパターン例について解説します。
「SNSキャンペーンのバリエーションを増やしたい」という方も、ぜひ参考にしてください。
そもそもSNSの「アイコン」「ヘッダー」とはなにか
SNSのアイコン・ヘッダー配布キャンペーンについて解説する前に、そもそも「アイコン」や「ヘッダー」が何を意味するのか、あらためて確認しておきましょう。
SNSのアイコンとは、いわゆるプロフィール画像のことです。
X(Twitter)やInstagramなどのSNSでは、「アイコンは本人画像にしなければならない」などの決まりはありません。
また、写真やイラストなども問われないため、どのような人かをイメージできるものやその人が好きなものなど、アカウントによって多種多様なアイコンが設定されています。
一方、SNSのヘッダーとは、プロフィール上部のエリアに表示される画像のことです。
Xのプロフィール画面では、アイコンの上部分に表示されています。
ヘッダーは、「カバー画像」や「バナー」と呼ばれることもあるでしょう。
SNSのアイコン・ヘッダー配布キャンペーンとは?
SNSのアイコン・ヘッダー配布キャンペーンとは、企業がファンに向けて、オリジナルのアイコンやヘッダーをプレゼントするキャンペーンのことです。
特に、マンガやアニメ、ゲームなど、エンタメ業界で多く用いられるキャンペーン手法といえるでしょう。
キャラクターや自社商品などに関連したデザインを取り入れて、企業がアイコンやヘッダーを作成します。
実際にSNSを見てみると、キャンペーンで得たと思われるアイコンやヘッダーを設定しているユーザーは少なくありません。
SNSのアイコン・ヘッダー配布キャンペーンのメリット
SNSのアイコン・ヘッダー配布キャンペーンのおもなメリットは、以下の3点です。
- 大幅な認知度アップが期待できる
- ファンの愛着が高まる
- 手間やコストを抑えて実施できる
それぞれのメリットについて、詳しく見てみましょう。
大幅な認知度アップが期待できる
アイコン・ヘッダー配布キャンペーンでは、キャンペーン情報を記載した投稿をリツイート(リポスト)するなどの条件が設定されることがあります。
また、アイコン・ヘッダー配布キャンペーンに参加するのはキャラクターや商品のファンが多いため、リツイート(リポスト)するなどの条件がなくても、自主的にそのような行動を取ってくれるケースもあるでしょう。
これによりキャンペーン情報が広く拡散されることで、キャンペーンだけでなく、自社商品・サービスそのものの認知度が高まります。
キャンペーン終了後は、当選したファンが獲得したアイコンやヘッダーを自身のアカウントに設定することでも、認知度が徐々に高まっていくでしょう。
アイコン・ヘッダー配布キャンペーンは、認知度を効率的に高めたいときに役立つ施策なのです。
ファンの愛着が高まる
SNSにおいてアイコンは、自分の分身のようなものです。
ユーザーは、SNSを利用するたびにアイコンが目に入ることで、キャラクターや商品などへの愛着や好感度が向上していくでしょう。
ただし、アイコン・ヘッダー配布キャンペーンで当選しなければアイコンは活用できないため、ユーザーのロイヤリティ向上を重視する場合は、当選者数をなるべく多く設定すると良いかもしれません。
手間やコストを抑えて実施できる
SNSのアイコンやヘッダーは、デジタルコンテンツです。
アイコン・ヘッダー配布キャンペーン実施時に、参加者のデータ管理などは必要ですが、当選者へのプレゼントの在庫管理や配送は必要ありません。
一般的なキャンペーン施策と比べると、少ない手間・コストで成果を見込めるでしょう。
アイコン・ヘッダー配布に使えるSNSキャンペーンのパターン例
ここでは、アイコン・ヘッダー配布に活用できるSNSキャンペーンのパターン例を4つ紹介します。
フォロー&いいねキャンペーン
フォロー&いいねキャンペーンは、指定の公式アカウントをフォローしたうえで、指定の投稿に「いいね」をすることを参加条件としたキャンペーンです。
参加方法がわかりやすく簡単なので、気軽にキャンペーンに参加してもらえるでしょう。
ただし、次に紹介するフォロー&リツイート(リポスト)キャンペーンと比べると、キャンペーン情報の拡散性は劣ります。
フォロー&リツイート(リポスト)キャンペーン
フォロー&リツイート(リポスト)キャンペーンは、指定の公式アカウントをフォローしたうえで、指定の投稿をリツイート(リポスト)をすることを参加条件としたキャンペーンです。
なお、Instagramでは、企業のフィード投稿をユーザーのフィード投稿にリポストすることができません(外部のアプリを経由する必要があります)。
Instagramでフォロー&リツイート(リポスト)キャンペーンを実施する場合は、企業のフィード投稿をユーザーの「ストーリーズ投稿」にリポストする方法で実施するなど、工夫が必要です。
ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、指定のハッシュタグ(「#」から始まるキーワード)を付けたうえで、お題に合った投稿をすることを参加条件としたキャンペーンです。
さらに、指定の公式アカウントをフォローすることも条件に加わる「フォロー&ハッシュタグキャンペーン」もあります。
インスタントウィンキャンペーン
インスタントウィンキャンペーンは、応募するとその場で当落結果がわかるキャンペーンのことを指します。
例えば、指定の公式アカウントをフォローしたうえで、指定の投稿をリツイート(リポスト)をすることが参加条件となっている場合、参加条件を満たした段階でリプライが届き、当選したかどうかがわかる仕組みです。
まとめ
企業がファンに向けて、オリジナルのアイコンやヘッダーをプレゼントするキャンペーンは、手間やコストを抑えつつも大幅な認知度アップが期待できるなどのメリットがあります。
ただし、比較的手間がかかりにくいとはいえ、自社でキャンペーンの企画から運営まで対応するのは負担が大きいと感じる方も多いでしょう。
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