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企業は複数のSNSを運用したほうが良い?メリットとポイントを解説

SNS運用を始めるうえで決めなければならないのが、「どのSNSを運用するか」についてです。
効果をできるだけ高めたいなら、複数のSNSを運用するのがおすすめです。

今回は、企業担当者の方へ向けて、複数のSNSを運用するメリットやポイントを解説します。
SNSごとの特徴なども紹介しているので、併せて参考にしてください。

複数のSNSを運用するメリット

企業が複数のSNSを運用するメリットは、おもに次の3点です。

  • SNSごとの強みを活かせる
  • ターゲットに的確にアプローチできる
  • 新規ファンを獲得できる

ここでは、それぞれのメリットについて解説します。

SNSごとの強みを活かせる

SNSによって得意な領域は異なります。例えばTwitterなら、情報をリアルタイムで広く拡散させられるのが強みです。
複数のSNSを運用すれば、達成したい目標に合わせて、適したSNSを柔軟に使い分けられます。

一方で、特定のSNSのみを運用する場合は、「このような施策を実施したい」と思っても、そのSNSとの相性が合わず目的を達成できない可能性があるでしょう。

ターゲットに的確にアプローチできる

強みだけでなく、ユーザー層もSNSごとに違いがあります。
複数のSNSを運用しておくことで、商品・サービスのターゲットや、アプローチしたいターゲットに応じてその都度媒体を選択できます。

新規ファンを獲得できる

複数のSNSで情報発信を続けることで、新たなフォロワーやファンを獲得する機会が増えるでしょう。
また、InstagramやTikTokなどのように、フォロワー以外のユーザーにも投稿を見つけてもらいやすい仕組みとなっているSNSもあります。
運用する複数のSNSのなかに新規層へアプローチしやすいSNSも含めると、より効率的です。

SNSごとの特徴やユーザー層

ここでは、SNS運用に用いられる代表的なSNSについて、特徴とユーザー層を見てみましょう。

<Twitter>
先述のとおり、情報をリアルタイムかつ広く拡散しやすいのが特徴です。
特に、短文でのコミュニケーションに向いているでしょう。
また、フォロー&リツイートキャンペーンをはじめとするキャンペーン施策も積極的に実施されています。
ユーザー層は20代~40代が多い傾向です。

<Instagram>
写真や動画によるビジュアルでの訴求力に優れており、ハッシュタグを活用した情報収集の場としても活用されています。
フィード投稿のほか、リールやストーリーズなどを使い分ければ効果的にアプローチ可能です。
ユーザー層は10代・20代が中心です。

<Facebook>
ビジネスシーンで活用されることが多く、ほかのSNSと比べて実名性が高いのが特徴です。
ユーザー層は30~50代の男性が中心となっています。

<YouTube>
動画配信ツールのYouTubeは、通常の動画の配信・視聴のほか、ライブ配信による双方向のコミュニケーションも可能です。
ユーザー層は10~30代が中心ですが、コロナ禍をきっかけに、ユーザー層の年齢幅も広がったと考えられます。

<TikTok>
動画のなかでも短尺動画に特化しているのが特徴です。
独自のレコメンドシステムにより、新規層へアプローチしやすくなっています。
ユーザー層は10・20代の若年層が中心です。

<LINE>
日本国内で最も利用されているメッセージツールです。
ユーザー層に関しては、年齢・性別問わず幅広いという特徴があります。

複数のSNSを運用する際のポイント

企業が複数のSNSを運用する際は、次のポイントを意識しましょう。

  • 運用するSNSに優先順位をつける
  • リスク対策に一層注意する
  • 運用代行窓口を一本化する

ここでは、各ポイントについて詳しく紹介します。

運用するSNSに優先順位をつける

まだSNS運用を始めていない場合、いきなり複数のSNSの運用を始めようとしても負担が大きいでしょう。
したがって、SNSに優先順位を付け、徐々に運用の幅を広げていくのがおすすめです。

優先順位を付ける際には、現状の課題(商品の認知を広げたい/見込み客へアプローチしたいなど)や、サービスの見せ方(ビジュアルで訴求したい/文章で細かく説明したいなど)などが判断基準となります。

リスク対策に一層注意する

複数のSNSを運用するということは、それだけ炎上などのリスクも大きくなります。
最近では、運用側が予想できない理由で炎上につながるケースも増えています。

そのため、ガイドラインの設定や運用担当者の教育が必要です。
特に、企業公式アカウントとブランドごとのアカウントでは、フォロワーの層やコミュニケーションの密度が異なるため、基本となるガイドラインは共通としたうえで、各アカウントに特化した対応をすることが大切です。

運用代行窓口を一本化する

自社でSNSを運用するのは大変なため、外注を検討する方も多いでしょう。
ただし、SNSごとに運用代行業者が異なると、コミュニケーションの工数が増えるのに加え、運用の方向性に差が出てしまう可能性もあります。
運用代行業者は絞り、できれば一本化することで、効率的に成果を得やすくなるでしょう。

まとめ

複数のSNSを活用すれば、SNSごとの特徴や施策の目的に応じて、柔軟かつ効率的に運用を進められます。
今回紹介した内容を参考に、自社にとって優先順位の高いSNSから運用を始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
ツッチー
年齢 : 30才 趣味 : 競馬・旅行・映画鑑賞 株式会社018でSNSマーケティングを担当。 これまで300件以上のSNSキャンペーンの企画や制作を担当し、近年ではキャンペーンツールの開発にも力を入れている。