Twitter

〈SNS運用担当者様向け〉Twitter運用テクニック③ブランディングとしての活用

「会社から求められて始めたけど、そもそもTwitterでブランディングなんて実現できるんでしょうか・・・。」

SNS PLUS+では、企業のSNS運用担当者の方から寄せられる「お悩み・課題」を、基礎的なものから応用篇まで、毎週テーマを変えてご紹介していきます。

第3回では、そもそもTwitterによるブランディングがイメージできていない・・・という企業の運用担当者のお悩みです。

ブランディングとは、ブランド価値を確立するための活動のことを指します。
Twitterによるブランディングでは、ひとたび話題となればその拡散性の高さから、一夜で数万人からリアクションを得られるようなことも珍しくありません。

今回は、Twitterを企業のブランディングに活用する上で「大切な3つのこと」を紹介します。

Twitterブランディングで大切な3つのこと

Twitterブランディングには明確な定義があるわけではありません。企業のアカウントとして商品を発信していること自体もブランディングであるといえますし、認知拡大のためのTwitterキャンペーンも、ある意味でブランディングだといえます。

今回お悩みの運用担当者の方も、運用自体はルールを設計して実行できてはいるものの、その成果を明確に表現できていないというケースでした。

今回は、Twitterによるブランディングで大切な3つのことをご紹介します。

大切なことその1.中の人

Twitterの企業アカウントを運用する「中の人」という表現は有名ですが、単に企業の情報を発信しているだけの人は「中の人」とは呼ばれません。

そこにはどんな違いがあるのでしょうか?

最も大きな違いは「中の人」の人間味と人としての魅力です。

当たり障りのない企業の情報を発信している場合、誰が発信しているかはさほど重要視されず、内容に興味のある一部のユーザーにしか届きません。

一方で、キャラクターとして定着している「中の人」は、その人が発信すること自体が期待されており、フォロワーだけでなく多くの人が興味をそそられるものになっています。

まずはフォロワーにとってどんな「中の人」になるのか。
ブランドイメージに合ったキャラクター設定から始めましょう

大切なことその2.メッセージの統一性


その時々に感じたことや思ったことをつぶやくことが、Twitterの基本的な使い方です。
自社の情報を発信するだけのアカウントでは、よほどのお得情報や限定情報でない限り、面白みの無いアカウントになってしまいます。

そこで、時勢やトレンドなど、個人が使うTwitterの利用方法と近しい活用法が必要になってきます。

例えば、東急ハンズのアカウントでは、毎朝あいさつ投稿を定番として続けており、その日の天気や気温などタイムリーな発信を行っています。
親近感の溢れる投稿から、同じように親近感のある内容で情報が発信されると、企業アカウントの投稿から、企業の「中の人」として定着されるようになります。

ブランドイメージと相違のないメッセージが必要ではありますが、真面目な堅いキャラであっても、親近感が垣間見えるようなメッセージを心がけると、ブランディングとしての効果が表れてきます。

大切なことその3.目標設定

最後に、目標を明確にしておきましょう。
目標を設定せずに結果だけを見ると、フォロワーは1万人突破したが、企業にとっての価値はそのリターンでしか測れず、ブランディングとしての価値提供という考えは無くなってしまいます。

そこで、1万人突破することがブランディングとしてはどの程度の価値か?を、明確にしておく必要があります。

わかりやすい指標としては、競合が1万人未満のフォロワーしかいない場合、業界の中でTwitterによる発信力が最も強い企業であるといえるでしょう。

また、Twitterの運用期間が長くなれば長くなるほど、Twitter上でのブランドイメージ定着が期待できます。

短期的な目標と中長期的な目標と、目標達成した際の価値を自社内で明確にしておくことが、Twitterブランディングでは必要となります。

Twitterブランディングで得られるメリット

Twitterブランディングで得られるメリットは、大きく2つに分類されます。企業が何を目的にTwitterでのブランディングに取り組んでいるのか、紹介いたします。

競合との差別化

まず最も多い利用用途が「競合との差別化」です。

例えば、これから来る夏に向けて、A社では夏といえば〇〇のアイスコーヒーと打ち出しているケースと、B社では特に意識せず新商品を紹介している場合では、ちょっと休憩しようと考えた時に、ユーザーの行動として、まずはA社を探すことになります。

また、ビジネスユースで使い勝手がいいというブランドイメージがつけば、製品の差ではないイメージによる優位性を作ることもできます。

ブランディングにより得られたイメージは、競合にはないブランド価値となり、ファン獲得にも繋がる大きなメリットとなります。

売り上げ貢献

もう一つのメリットが「売り上げ貢献」です。
ブランドイメージの確立により獲得したファンによる売り上げ貢献に加え、本来必要だった広告宣伝費用の削減による利益構造の改善も期待できます。

BtoCでの活用のみならず、BtoB向けの製品やサービスを提供している場合は、信頼や安心というブランド価値がTwitter上で定着させられれば、競合比較の際に優位に働くことがあります。

Twitterによるブランドイメージ確立は、安定的な売り上げ貢献にも繋がり、企業にとってはなくてはならないツールとなるでしょう。

まとめ

これからTwitterによるブランディングを検討されている場合は、フォロワー数やリアクションの数が自社ブランディングにとって、どの程度の価値があるのか検討してから進めることをおすすめします。

すでにTwitterで運用されている場合は、ご紹介した3つの大切なことを参考に、Twitterブランディングの活用として適切に運用できているか、見直してみてはいかがでしょうか。

ブランディングにより得られるメリットは企業にとって多くあるため、ぜひ取り組んでみてください。

次回は、「Twitterの販売促進を目的とした活用法」についてご紹介します。