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2021年トレンドのTwitterキャンペーン3選〈食品メーカー編〉

年々増加する企業アカウントによるTwitterキャンペーン。
ユーザーもキャンペーンに参加するためのリアクションに抵抗が少なくなるほど、身近なものになりつつあります。

SNS PLUS+では、著しく成長するTwitterキャンペーンの市場で、2021年のトレンドや参考になるキャンペーンを独自に調査し、事例を基にポイントを解説していきます。

今回は、食品メーカーのキャンペーンをご紹介します。

食品メーカーのTwitterキャンペーンおすすめ事例

日常生活の一部である食品メーカーによるTwitterキャンペーンは、顧客接点を持つことを目的に季節やトレンドを意識して実施されることが多い業界です。
今回はその中でも、すぐにでもマネしたい3社のおすすめ事例をご紹介します。

岐阜県JAグループ

「おうちごはんを楽しもう!」キャンペーン

「おうちごはんを楽しもう!」キャンペーン

おうちごはんを楽しもう!をキャッチコピーに、地元の名産であるボーノーポークハム工房“瑞浪”加工品詰合せが5名に当たります。

参加方法
①岐阜の農業応援団Twitterアカウントをフォロー
②対象ツイートをリツイート
③応募フォームより必要事項を入力

賞品内容
ボーノポークハム工房“瑞浪”加工品詰合せ 5名

ポイント

フォロー&リツイートの非常にシンプルなTwitterキャンペーンとなっています。
今回取り上げたポイントは、コツコツとキャンペーンを積み重ねていくことで大きな成果を得ているという点です。
2018年4月から利用を開始した当該アカウントでは、2020年から積極的にTwitterキャンペーンを行なっています。
地元愛を感じるアカウントに、2021年5月現在18,800人を超えるフォロワーを獲得しています。

今回のTwitterキャンペーンについても、すでにリツイートが3,500を超えていることから、Twitterキャンペーンの活用が、成功していることが分かります。

日本ハム株式会社

その場で当たる!シャウまみれキャンペーン第3弾

その場で当たる!シャウまみれキャンペーン第3弾

2020年12月、2021年3月に続く、第3弾となるキャンペーン。
毎回オリジナルグッズに加えシャウエッセンの食べ比べセットが賞品となり、フォロー&リツイートでその場で当選が決まるインスタントウィン型のキャンペーンとなっています。

参加方法
①公式アカウントをフォロー
②公式アカウントのキャンペーンツイートをリツイート
③リツイート後に表示されるリンクをクリックするとその場で抽選結果がわかる

賞品内容
A賞:シャウクッション&シャウ食べ比べセット 3名
B賞:電子マネーギフト1,000円分  2,000名

ポイント
第3弾と連続性を持たせることで、次もあるのでは?と、期待値を煽るキャンペーンとなっています。
一つの狙いには、キャンペーン終了後のフォロー外しを防ぐことが考えられます。
さらに、第1弾と第 2弾から賞品を大幅に変えていることから、ユーザーからのニーズを意識したキャンペーンに変えていっていることも分かります。

今回のポイントは、過去実施時は30名にオリジナルグッズをプレゼントしていましたが、今回3名とオリジナルグッズの当選者数を減らし、その代わりに 2,000人に電子マネーが当たるという方向転換をしている点です。
キャンペーンを行う目的が変わったのか、そもそも予定していたキャンペーンなのかは不明ですが・・・いずれにしても話題となっているキャンペーン。
今回のキャンペーン成果が反映されるであろう第4弾を楽しみに待ちたいと思います。

六甲バター株式会社
チーズランドが大混乱!?間違いさがしキャンペーン


チーズランドが大混乱!?間違いさがしキャンペーン

6月第1日曜日はベビーチーズの日!社名の「6」と毎日「1」個は食べて健康に。という想いからQBBが提案するベビーチーズの日を題材としたキャンペーン。
初級から上級まで3つの難易度があり、何度が高いほど豪華な賞品がもらえます。

参加方法
①公式アカウントをフォロー
②イラストを見て、キャンペーンページ上の回答ボタンから答えを投稿!

賞品内容
初級:ベビーチーズキャラクター缶バッジ 100名
中級:ベビーチーズオリジナルTシャツ&ベビーチーズ全種詰め合わせ 30名
上級:ベビーチーズオリジナルリュック&ベビーチーズ全種詰め合わせ&
お好きなベビーチーズ1種類1ケース(100本) 30名

ポイント
QBBの提案する「新しいトレンド=ベビーチーズの日」を作るため、認知拡大を目的としたキャンペーンとなっています。
ポイントは、誰でも参加しやすいキャンペーンとなっていること。
参加者が増えることが拡散されることに繋がるため、参加のハードルは低く設定されています。

ベビーチーズの日キャンペーンは今年からの取組で、恐らくですが、今回のキャンペーンが企業にとってマイナスにならない限りは、毎年実施されることが予測されるキャンペーンとなっています。

まとめ

ご紹介した3社はいずれも継続的にTwitterキャンペーンを実施することで、それぞれの目的を達成していると言えます。

定期的にキャンペーンを行うことはフォロワーの定着にも繋がるため、参考にしたいポイントです。

新たにTwitterキャンペーンを行う企業も増えてくることに加え、これまでキャンペーンを行なってきた企業は継続的に実施していることから、2021年はこれまで以上に多くのTwitterキャンペーンが行われることになるでしょう。

その中で、どんなTwitterキャンペーンを実施すれば自社の目的を達成できるのか?今回の3社の事例を参考に考えてみてはいかがでしょうか。

次回は、旅行業界のTwitterキャンペーン事例をご紹介します。

この記事を書いた人
ツッチー
年齢 : 30才 趣味 : 競馬・旅行・映画鑑賞 株式会社018でSNSマーケティングを担当。 これまで300件以上のSNSキャンペーンの企画や制作を担当し、近年ではキャンペーンツールの開発にも力を入れている。