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2021年トレンドのTwitterキャンペーン3選〈スポーツ業界編〉

年々増加する企業アカウントによるTwitterキャンペーン。
その中身も年々進化しており、様々な趣向を凝らしたキャンペーンが実施されるようになってきました。

SNS PLUS+では、著しく成長するTwitterキャンペーンの市場で、2021年のトレンドや参考になるキャンペーンを独自に調査し、事例を基にポイントを解説していきます。

今回は、スポーツ業界のキャンペーン事例をご紹介します。

スポーツ業界のTwitterキャンペーンおすすめ事例

コロナ禍で体を動かす機会が減った今、スポーツ業界では少しでもスポーツに関心を持つ人を増やそうとSNSを使用した様々なキャンペーンを行っています。

本記事ではその中でも手軽に実施できることが特徴のTwitterキャンペーンを3つご紹介。どのようにして認知度の向上や商品の購入に繋げているのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

MIZUNO JP(ミズノ株式会社)

「猛暑をブッ飛ばせ!エアリージャケット&inゼリーENERGYプレゼントキャンペーン」


大手総合スポーツメーカーのMIZUNOでは、本格的な夏を目前に「inゼリーとのコラボキャンペーン」を行っています。
募集期間は9日間と他キャンペーンと比較すると短いのにも関わらず、3,500件を超えるリツイートが集まっています。

参加方法
①MIZUNO JP公式アカウントとinゼリー公式アカウントをフォロー
②キャンペーン投稿をリツイート

賞品内容
ファン・バッテリー付きエアリージャケット&inゼリーENERGY 6個(5名)

ポイント
本キャンペーンのポイントはコラボ企画という点。
他社商品と合同でキャンペーンを実施することで、1つの企画で双方のアカウントがフォロワーを獲得することが可能です。
また、賞品が魅力的かどうかも重要なポイントになっており、今回の企画では夏に嬉しいエアリージャケットと、夏の栄養補給に最適なinゼリーがプレゼントに用意され、時期に合った魅力的な賞品がユーザーからの関心を集めるきっかけになっています。

江東フェニックス

「公式応援ソング「PHOENIX」リリース記念キャンペーン」


地域密着型の3×3プロバスケットクラブチームの江東フェニックスでは、公式応援ソングのリリースに合わせサイン入りユニフォームのプレゼントキャンペーンを実施しています。
3人制バスケットは認知度の高いスポーツとはいえませんが、キャンペーンを通じて競技とチームの認知度アップを狙いとしています。

①公式アカウントをフォロー
②新曲PHOENIXのMV視聴
③MVに出演している選手名全員を引用リツイートで回答

賞品内容
選手全員サイン入りユニフォーム(2名)

ポイント
本キャンペーンでは新曲MVの視聴・出演している選手名の引用RTが応募条件となります。
他の手軽に参加できるキャンペーンと比べると参加に手間がかかるため応募数は多くはありませんが、江東フェニックスのファンや3×3のバスケットボールに興味があるユーザーへは直接的な訴求効果が期待できる企画となっています。

MVへ出演している選手名の回答が必要というのもポイントの一つで、クイズ感覚で楽しみながらMVの視聴を促し、チームや所属選手の認知度向上にもつながります。

スポーツオーソリティ

「Twitterキャンペーン」


全国に店舗を展開するスポーツ専門店チェーンのスポーツオーソリティでは、店舗で使えるデジタルクーポンのプレゼントキャンペーンを実施しています。

店舗では手軽に始められるものから本格的な商品まで、様々な種類のスポーツ用品を取り扱っているため、すでにスポーツをしている人からだけでなく、スポーツに興味がある・これからはじめたいというユーザーからも応募が集まっています。

参加方法
①公式アカウントをフォロー
②キャンペーンツイートをRT

賞品内容
スポーツオーソリティデジタルクーポン 5,000円分 (30名)

ポイント
本キャンペーンではアカウントのフォローとRTが参加条件となりますが、キャンペーン投稿には「当選したらこんなスポーツ用品が欲しい」といった内容のコメントが多数、自然発生的に集まっています。

プレゼント対象が特定の商品でなく、金券やデジタルクーポンのように当選者が使い方を選択できるものの場合、「当選したらどう使うか」をイメージさせることがポイントになります。欲しいものを想像してもらうことで、当選の有無に関わらず、購買意欲を高める効果が期待できます。

まとめ

Twitterで行われるキャンペーンは、企業側が始めやすい・ユーザーが参加しやすいのが特徴で、すでに多くの企業が実施しています。
複数あるキャンペーンからユーザーに選んでもらうためには、企画内容や賞品で他企業との差別化が必要です。

本記事ではユーザーを集めるために工夫を凝らしたスポーツ業界のキャンペーン事例を3つご紹介しました。
これらを参考に他企業のキャンペーンとはひと味違ったTwitterキャンペーンを行ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
ツッチー
年齢 : 30才 趣味 : 競馬・旅行・映画鑑賞 株式会社018でSNSマーケティングを担当。 これまで300件以上のSNSキャンペーンの企画や制作を担当し、近年ではキャンペーンツールの開発にも力を入れている。